企業や大学が、将棋囲碁ソフト人口知能の研究に力を注ぐ理由として
その応用が家電商品やサービスに生かされるからだそうです。
将棋のソフトの実力はプロレベルに達しているそうですが、囲碁のソフトはプロ棋士にまだハンデ戦での戦いです。日本製「Zen」とは5子のハンデでプロ棋士の負け。4子ではプロ棋士の2連勝。
フランス製「crazy stone」とは4子で2連敗。3子では勝ち。韓国製「Dol Baram」とは4子で負け。
囲碁ソフトの実力は、アマチュアの実力で七段ぐらいあるのではないかと言われています。アマチュアの最高段位が八段ですから強いですよね~。
段?って?という方は、県代表クラス一歩手前と想像してみてください。
人間の頭脳とコンピューターの戦い。囲碁が最後の砦として負けないでほしいな~。
注:ハンデとは、棋力の差がある同士での対局の場合にハンディキャップを与えて対等に勝負ができる状態に
すること。4子というのは、あらかじめ下手が碁盤に4つ石を置いて(置き碁ともいいます)始めます。
ハンデ=置き碁、置石。
棋力の差がない場合は、ハンデがないわけですから、
どちらが黒を持つか白を持つかを決め(にぎりといいます)先手の黒が6目半(コミといいます)
最後に自分の地から引いて勝敗をつけます。