*中押し*

題目の中押しは、なかおしではなく、ちゅうおしと読みます。これは、囲碁の対局中に途中で投げてしまった(投了)後の勝ち負けの表現です。中押し勝ち。中押し負けといいます。投げた方が中押し負けですね。

投げるというのは、この先どうしても勝つ見込みがない・形勢がかなり悪い・挽回の余地はない・と、判断して対局を途中で終わりにしてしまう行為です。投げる方法ですが、①アゲハマを盤上に置く。②ありません・

負けましたを言う。③・①と②を一緒にする。この3パタンから選択します。


ところで、形勢が悪くても最後まで打ってみないとわからない・相手がミスをする可能性もある・最後まで勉強の為に打ってみよう・悔しいから投げられない・悪いのは感じない・などで、50目100目悪くても投了しない方々もいらっしゃるようです。もちろん、勝負ですから最後まで何が起こるかわかりませんし、気持ちはわからなくもありませんが............「投げっぷりの良さも実力のうち」という言葉があるように、実力がある人ほど潔く投了します。悪い碁をだらだらと続けるのは相手の時間を取る事にもなりますし、それに、相手がミスをする・ミスを期待して打つということは思いませんし、自分の実力で勝負するべきだと、自分が悪い手を打ったと反省をして投了する。そして、新たに対局する姿勢が大事なのではないでしょうか。


形勢が悪いかどうかわからない棋力の方は別として(経験で大体わかるようになってきます)ある程度、棋力のある方は「あの人とまた打ちたい!」と思われるように・いつまでもだらだらと悪い碁を打って「打ちたくない」・と、言われないように、投了は必要です!途中で投げないとならないは、ルールではありませんから自由なのですが、マナーが悪い!と、敬遠されてしまうので気をつけましょ~。