今朝、夫が自分が想像していた服装と違う格好で出かけようとしていたので理由を聞いてみた。ここ数日暑いし、暑がりな夫のことだから当然半袖を着ていくのだろうと思っていたからだ。そうしたら、この半袖のシャツは矢印があちこちついていて、今日あちこちなると嫌だから・この着ているシャツは星マークでなんか良いことがありそうだからと。手合い前だからか....面白いニャ~。もう一つ・結婚指輪(手合いの時だけつける習慣があったはず)最近つけないね?と、聞いたら・負けるから....と言う返事。面白くないニャ~。(怒)
昨日、たまたま見ていたYouTubeサイトで大好きな趙治勲先生を紹介している番組を発見!今でも思い出し笑いができるぐらい面白すぎる!!ぜひ、みなさんご覧になってくださいね。
有吉&マツコデラックスの番組「怒り新党」→対局中にしゃべりまくる囲碁界のレジェンド。
趙先生との思い出①師匠の毎年恒例だった「陣屋」での一泊二日囲碁会で、私たち門下生と一緒に遊んでくれたのが趙先生。大先生に声をかけられ、囲碁でもするのかと内心ヒヤヒヤ(名人に見ていただく腕前なんてないですから・・恥ずかしい気持ちにしかなりませんから)していたら、なんと!碁盤と碁石で野球をすることになり(どんな風にするか想像できますか?)....(@_@;)当時小学6年生の私は趙先生に「あの~よいんでしょうか?」と恐る恐る尋ねた記憶があります。そうしたら.....「いいの、いいの」と(笑)。趙先生は宴会でお酒をたくさん飲んで相当酔っていた状態でしたが。。。大先生に言われて断る理由なんてありません(笑)いけないと思いながら・師匠に見つかったらどうしよう・叱られるだろうな~・と思いながら楽しいひと時でした!趙先生はきっとお忘れでしょうね~(酔っていましたし)他にも幾つかあるのですが・趙先生にご迷惑になるといけませんので(笑)私の胸にそっとしまっておこうと思います。
そうそう、治勲の爆笑人生相談室『お悩み天国①②』も大好評です!!
アタリとは、石が取れる(取られる)ひとつ前の状態です。縦横と全て囲む、囲まれる手前の段階をそのように呼びます。相手にアタリ!だと教える必要はないですよ~。でも、仲間同士で相手があまりにも簡単なアタリをうっかりミスしている場合は教えることもよくありますね。試合、真剣な対局ではミスをしたほうが悪いですからそのようなことはありません。
みんなで詰碁の解き方の勉強をしました~。♬しゃべってばかりで先生から一級下げられた子もいました(笑)
自分の石で相手の石を縦と横で囲めば石が取れます。斜めは関係ありません。挟むのはオセロであって囲碁は囲むのです。取られたくなければ、縦と横を囲まれないようにすればよいのです。囲碁は陣地(地)の争いの中で石の取り合いも含まれていると覚えましょう。自分が取りたければ相手は取られたくない・ではどうするか?このように考えられると入門初心者初級者を卒業できる日も近いですよ~(=^・^=)
囲碁のルールはシンプルで、いくつか学べばすぐ対局はできます。でも、実際に対局してみると実は・・覚えなくてはならない事が結構たくさんあるのです。また、このシンプルさが、曲者で・何をどうしたらよいのか
??数ヶ月は迷う方もいらしゃるかもしれません。習っても学んでも覚えても全体を眺めて思考していくのが(大局観)大切であり習ったことが悪手になることも.......。で、ますます??となってしまうのですが、いい・か・げ・ん・で楽しんでいただければと思うのです。それに、禅問答の要素が囲碁には含まれていますし、何でも理詰めで覚えようとするとますます迷路に入ってしまうかもしれませんのでお気をつけくださいね。
右脳と左脳をバランスよく使いましょう!そういう意味でも囲碁は19路盤です。
さて、囲碁ルールの一つ・セキについてお話をします。セキ→打ってはいけないところ、打たない方が良いところ、打てないところ、このような解釈をしている方が多いようです。間違いではありませんが、打ってはいけないところだけですと、ルール・着手禁止点が当てはまってしまいます。ですので、このような覚え方がお勧めです→セキとは、お互いが(黒も白も)その部分を打つことによって損をする。損をするので(したくないので)お互いが打たずにそのままの状態で終える形。黒が打つと黒石が取られ、白が打つと白石が取られるような
状態。注:地の計算時も、セキはそのままの状態で、何にもいじりません。
題目は平成27年3月20日に行われた「平成26年度近畿大学卒業式」にて、来賓として卒業生に贈った
堀江貴文さんの祝辞の言葉。彼のことは、ライブドア事件やプロ野球新球団設立などで日本中の話題を集めていた当時、良いイメージを持っていなかった。起業数年、30歳で100億円稼ぐだなんて《すごすぎ》て想像もつかないし関心もなかった。でも、卒業生に冷静に・それでいて彼の内に秘めた熱さ・を動画から感じられて私の彼に対する考え方も変わって今は注目する一人となりました。とある情報では・・・堀江さん、囲碁をすこ~し出来るようです!彼が話してきた言葉の中に「常に基本に返る」「物事を複雑に考えずにシンプルにやるべきことをやる」「結局何をやるにしても気合と根性ということになります」「シンプルにこだわらず考えない経営」「考えようよ。考えれば道は開ける」「失敗しても命までとられることはない。ゼロになるだけ」....他、などありますが、聞いていると囲碁の腕前が早く上達しそうに思える!経営学と囲碁には共通点が多いと言われているし、真剣に囲碁を続けて、囲碁の良さを発信していただきたいなあ~。
堀江さんの言葉「事実を事実としてありのままに見ること。多くの人は自分の思い込みやこだわりに固執してしまう」「できないことなど何もないのだ。それに気付けずに自分の能力はこんなものだと思いこんでしまい本当はもっと才能があってそれを育んでいけるはずなのに小さくまとまってしまう人も結構いるだろう」
この2つは自分への戒めの言葉でもあり、お気に入りとなっています。
子ども教室で話してみようかな!
碁石とビーズ。 蛤の模様がでていてキレイ!
かわいい!
美味しそうに見えるのは私だけかしら(笑)
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ビーズでお洒落! 手作りビーズアクセサリーのお店
アトリエ・モモリス さんの作品です。
囲碁のビーズアクセ、商品化間近のお知らせです。
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上の本…早く読まなきゃ! このごろ好きな読書をする時間がないのが悩みの一つ。一週間ぐらいこの本たちを抱えてまったりとした旅をしてみたい。
*サバく→囲碁用語。危険な石や弱い石を上手になんとかすること(上手く始末する)・高度なテクニックを必要とする。トカゲのしっぽ切りのような技が必要だニャ。
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こちらは、吉祥寺子ども囲碁教室のブログです。「奥の手ブログにゃん」です。
吉祥寺子ども囲碁教室のホームページはこちらから↓
http://kkidsgoschool.jimdo.com/
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★「コミなし碁」→プロの世界では「大手合」のみあった。これは囲碁の棋士(プロ)の昇段を審査する為の
対局制度。過去形なのはこの「大手合」が日本棋院2003年、関西棋院2004年、に廃止となったので。
21世紀に入って「大手合」もなくなり、現在は全ての対局が互先でコミ碁(6目半)となっています。
アマチュアでは置き碁が「コミなし碁」となりますが、コミなし碁という表現はアマチュアでは使わず
「置き碁」が一般的です。
挑戦手合、本因坊戦の開始からコミが導入されましたが当初は棋士の反発も多かったようです。予選の途中で加藤信七段がコミ出し反対の自説「コミ碁は碁にあらず」と毎日新聞に掲載した事件もあったとか。加藤棋士によるとコミ碁の不合理として囲碁は先手、後手、に有利不利があるうえで争う競技であり、人によって異なる先手番の有利性をあいまいに算定することに違和感を感じると。私はどちらが良いのかわからないにゃ~というしかないけども、コミの数によって囲碁の打ち方が変わるのは想像できる。でもこれ、プロの話であって、アマチュアの皆さんにはコミ1目、2目変わっても関係ないかもしれません(^・^)。
個人的には棋士の研鑽の場「コミなし碁」の「大手合」復活してほしいな~。棋士の対局が増えるし、現在の累積勝数での昇段はわかりにくい...。大手合の成績優秀での昇段であれば、何段になるには何勝しなければならなかったけ?とか、思わなくてすむし...。と、勝手なことを言っていますが。。。(笑)
普段の棋士同士での真剣な対局のことをなんて言うかご存知ですか?対局ではなく手合いといいます!
研究会や他での対局は当然ながら手合いとは言いません。なんか、おもしろいにゃ~
*大手合→おおてあい
コミとは、お互い同レベルでの戦い(互先)の時に、黒を持った方が自分の地からハンデとして6目半引くことを言います。例:対局が終わり(終局)それぞれの地の計算をします。黒の地が34目、白の地が30目としましょう。このままですと黒の4目勝ち。ですが、黒はハンデのコミ6目半がありますので34目-6目半=27目半となり、結果は白の2目半勝ちとなります!他の方法として、まず差を出してから6目半を+、-の計算も正しいですね。では、コミ①問題の答え。
★「コミが出る」→盤上で黒が7目のリードを得ること。(コミは6目半で、そのコミを引かれても勝っている。つまり、7目というのは半目勝っている事になります)
★「コミが出ない」→盤上でリードしていても(勝っていても)そのリードが7目に達していなく負けの状態)
★「コミを出す」→黒が白に6目半のハンデをつけること・古風な表現ですね。
★「コミもらい」→「コミがある」と同じで白が黒からハンデをもらう事。
★「逆コミ」→これは、互先での対局では用いない。白から黒に対してハンデをつける意味。なので、互先ではありえず、黒が置き碁として先~9子のハンデがある場合、そのハンデ(置石)をつけるだけでなく、さらに白からコミを(数は自由)もらって対局する時に表現する。例、棋力の差が3子ぐらいだから、通常は黒が白に置石3個置いての対局となる。けれども、置き碁ではなく、互先で対局したいとすれば、実力が違うのだから黒が当然負けることになるからそれもありえない。なのでそのような時に、白が黒にコミを例えば20目あげますよと・そうすれば対局は可能となる。
本来は黒がハンデ6目半を白にあげなくてはならないところを白が黒に21目以上差をつけないと勝てないのだから、置石分を白がコミとしてハンデをつけていることになる。(置石分のハンデの数字は明確に確立されていない為、自由に決めていい。)
★「コミなし碁」→③でお話します。
互先(同レベルの戦い)での対局で、先番(黒番)が6目半のハンデを負うことをコミといいます。黒が先に打つ分、有利なためコミをつけます。半目をつけるのは勝敗を決するためです。
どちらを持つかは「ニギリ」という方法で決まり、どっち持ち?(黒なの?白なの?)と聞かれたら黒番×白番、先番×白番という表現をします。(中には番をつけない人もいますが。。それは最初から互先の勝負だとわかっている時)互先の次はコミ出しをしなくてもハンデがついているとわかる呼び名に変わり、先、二子、三子.....九子までハンデがあります。二子~九子までを「置き碁」といいます。*先番と先が間違いやすいのでお気をつけくださいね!置き碁の場合、両者の地が同じになる場合があります。それは持碁(ジゴ)と呼ばれ引き分けになります。大会によっては持碁は白勝ちとなっているかもです。(プロ同士の対局は、ハンデがない≪互先≫ですから持碁はありません。従ってこの置き碁はアマチュアの方のお話です。)
さて、江戸時代は基本、コミなしで対局していたようです。大正~昭和と棋士が増え、挑戦手合制が主流となってきて1934年「本因坊」戦の開始にあたって初めて4目半のコミが導入されました。(棋士からの抵抗も相当あったようです)その後、黒番の勝率がよいという理由から1974年にコミを5目半に改め、2002年からタイトル戦ごとに順次コミを6目半に改め始め、~現在に至っています。6目半への変更は5目半に改めた理由と同じ黒が有利という点と、先に中国、韓国がコミを変更していた点、海外棋戦の増加が理由だそうです。
1999年~少年ジャンプに掲載され、少年少女に囲碁ブームの火付け役となった漫画「ヒカルの碁」では5目半となっています。現在は6目半となっているからとコミは自由に変えていいものだと思わないように(笑)
ところで、コミのつく表現をいくつかあげてみます。「コミが出る」「コミが出ない」「コミを出す」「コミもらい」「逆コミ」「コミなし碁」それぞれ、意味がわかるでしょうか?
*互先→たがいせん。 先番→せんばん。
今朝のニュースで、メキシコ人女性マルガリータ・スアレスさんの葬儀に野良犬たちが20匹以上も集まり一晩中、棺のそばで過ごしていた話を聞いた。さらに、出棺の際には人間の列の後に続き、また式場に戻ってきたというから、彼女にお別れするためなんですね.......。それに、他の葬儀も行われていたけども犬たちはどこかに行ったわけでもなく、彼女から離れなかった。これだけでもすごい事!!なのに!この葬儀場は彼女の自宅から1400㎞も離れた町なのです。お亡くなりになる10日ほど前に体調を悪くし、療養のためにこのクエルナバカという町に移り、そこの葬儀での出来事。つまり・犬たちは10日間走って葬儀場に来たということですよね。亡くなるのがわかっていたのでしょうか。。彼女に会えなくて寂しくて追いかけてきていたのでしょうか。スアレスさんの棺が積まれた霊柩車にも付き添い、火葬されるまでは片時もその傍らを離れようともしなかったそうで表情も悲しんでいる様子だったとか。。
お亡くなりになったスアレスさん、裕福だったからという話ではなく、大変な中、自分の事よりも野良犬、野良猫たちに21年間毎日餌を与え続けていたそうです。
いいお話ですね~・ほんと、心が温まります。
*野良猫も葬儀場に一緒にいたとの記事もあります。
ここ数回、合宿最後の夜に商品(文房具類)をかけて棋譜並べ競争をしています。
今回は私も参加してみました!(当然私だけ一番手数が長い棋譜)結果は・・・子供たちの圧勝!
先生・・・何をしている?とお叱りの声が聞こえてきそうですが(笑)眼鏡がないと。。数字がよく見えません。3、6、8、5、あたりがよくわからない。で、眼鏡をかけると、今度は碁盤が大きく見えすぎて
気持ちが悪い・・。笑うしかないですが最近棋譜並べが難しい年ごろになってきました(笑)
合宿最終日、秩父神社に寄ってみました。
みんな、お参りで何を祈ったのかな~?
「二拝二拍手一礼」大変そうだったような..(笑)
おみくじが大人気でした!
それも・大吉の人が多くてみんな大興奮!!
二泊三日の合宿では安全面を重視しているので今まで一度も観光、散歩などをしたことはありません。
過去の最年少が6歳でしたし、小学低学年が多いのもあって慎重に行動をしています。(私のカミナリは別です^^;)今回は、高校生になる生徒もいるし子供たちのテンションが上がりっぱなし(親元離れて友達だけでのお泊り楽しいのですね)もあって、片道徒歩約20分ぐらいの散歩に出かけました! この写真は鹿公園での一枚。
鹿に餌を与えながら(餌を全部購入したニャ)みんな楽しんでいました(*^^)v
合宿での久保先生の指導碁、いつにもまして真剣そのもの!手直しも私にしているように「ダメだね・・・」と容赦ない。「ここはこうするのが良いよ」と、たくさん手の事を教えてあげれば良いのに・・。質問をして
さらに問題を出している。もちろん、勉強になるし、実力がつくし、真剣な指導は子どもたちにとって嬉しい事!=^_^=でも、全然笑っていないことに気がついた(かなりめずらしい・碁の内容が悪かったからかな?)
で、雰囲気を和らげようとスマホで写真を撮ろうとしたら、怒るおこる(笑)。試行錯誤しながら(笑)ようやく
笑顔の久保先生の写真が撮れました!
さて、どのようにして撮れたのでしょう。何番が正解?
①「久保先生笑って~」を数十回くり返した。
②「100万円あげるから笑って~」。
③ 子ども達が周りに集まってきて「久保先生~」
④Tさんの替え歌が聞こえてきた。
子どもの合宿に毎回大人の方Tさんが参加されます。Tさんは普段の吉祥寺子ども囲碁教室にも週に一回参加しているのですが、子ども達から大変人気があるんです~~。その理由は・・面白い事ばかり言って、先生を困らせているから(笑)。何度・出入り禁止!と、言われている事か・・(笑)。そればかりか、時々子ども達からも注意を受けたりしていたり・・。そのTさん、今回の合宿先では替え歌と得意のフレーズでまたもや子ども達から人気となりました。
桃太郎の一小節♪を「た~のしいな。たのしいな」そうかと思えば演歌調♪で「ダメよ~ダメ~ェダメ~ェ」そして得意の「〇〇〇〇な○~」。これを聞きたいために「Tさん、打ちましょう」と、子供たち。小2の男の子は、ず..............っと真似してばかり(笑)。Tさんの囲碁の腕前はお・い・と・い・て・、楽しさと明るさで子ども達は辛い勉強時間も耐えられたようです(笑)。Tさん御年7〇歳。
白髪で優しくて、ちょっと好き勝手放題の時もあるけれど・・先生としては、言うことを聞いてもらいたいのだけど(早打ち、〇〇三〇に気をつけましょう。)憎めないにゃ~(#^.^#)
ブログを読んだ初心者生徒さんから、六目半の半は、片目つぶって目を探すことですか?って質問されました(笑)
いえいえ、違いますヨ。
六目半は^ ^
黒が先に打つ分(黒から先に打ちます)ハンデをつけます。石を置いて置石のハンデとは違い、最後に数える地からそのハンデ6目半引きます。
半は、勝負だから引き分けがあってはおかしいですよね。ですので、半をつければ必ずどちらかが勝ちます。
置石のハンデの場合は引き分けがあります。半がありませんし、地から引きませんから。では、なぜかというと、置石を置いている状態というのは、そこで両者対等ではないのです。上手と下手がありますね。ですので、厳密に勝敗にこだわる必要がないと判断しているから?かと思います。
両者勝負の時は対等ですから、上手下手扱いではなく、厳密に勝ち負けをつけます。
で、半が必要です。
講師: ところで、半の意味わかりました?
生徒: 見えない半は、引き分けにならないように、勝たせてくれる、ですか?
講師: はい。
コミについても、そのうち、ブログでお話ししたいと思います。
吉祥寺子ども囲碁教室では、年に2回から3回、合宿を行っています。いろいろなプログラムを考えていますので、初心者からでも参加することができますよ。日曜日のお教室が終わってから出発するので、講師は大忙し。でも、子どもたちが、どっぷり囲碁に使ってもらえるよう、何週間も前から準備していますから、実力をつけながら、楽しんでもらえるはずにゃ。
実は、今回いつものお宿が満室で囲碁合宿を中止しようと思ってたのですが、生徒からの≪え~(@_@;)≫に
初めてのお宿をアレンジすることになりました。真剣な私のカミナリにお宿の方が驚かないか、声大きいですからね(笑)。 ちょっとドキドキしています。
では、行ってまいります。
秀哉さんで春場所大相撲大会が始まりました!
時計を(切れ負け)使いながらの真剣勝負です!多くのプロを輩出し、プロを目指している子供たちが通っている洪道場さんからも大勢来ていました。その中で小さなお子様が気になり、声をかけてみると、「僕、日本棋院『幽玄の間』のネットで七段です」と。棋士が八段でいる『幽玄の間』で、すっすっごいな~と・さらに聞いてみると、小学三年で、囲碁を覚えて3.4年。今年の秋ごろ院生に入る予定で、春休みだから洪道場には週6日通って夜の9時まで勉強。家には10時頃帰ります。当然、プロを目指しています!
私が指導碁をしている囲碁を不思議そうに(笑)見つめながら答えてくれました。
この内容を聞いていた吉祥寺子ども囲碁教室の生徒たち・・・目を白黒(笑)させていましたね~。刺激を受けて君たちも頑張ってほしいな~。
さて、大相撲の参加を遠慮しましたが、真剣勝負を眺めているうちに、参加したいと思う自分もいました。
真剣勝負は美しいなと感じた一日でもあります。先ほどの僕、名前覚えたからね(=^・^=)
*プロ棋士である夫からネット対局幽玄の間の七段と八段は一子差だと判断しないように・3子~4子ぐらい
の開きがあるよと。これは同じ七段でも差があると言う意味らしい。通じゃないとそんなこと普通はわから
ないよね~。
囲碁19路盤の変化数は10の768乗。天文学的な数字だにゃ~。
チェスの9路盤(囲碁盤9路同じ)は10の120乗、将棋は10の230乗だそうだ。
数字の位10の64乗を「不可思議」10の68乗(88という説もある)を「無量大数」というのだから
囲碁が難しくてわからないことだらけであり、またそこが魅力でもあり、一度始めたら一生の趣味になると
言われているのも頷ける。
囲碁の変化数より一つ上の位10 の896乗は「摩波羅」という名前がついているのだけれど768乗には名前が
なくて・・気になる。
一番大きい数字の位は「不可説不可説転」10の37218383881977644441306597687849648128乗。
これ...何に使われるのだろう?
昨日の答え。
当時の中国[古代]では日本式ルールで囲碁が打たれていたからです!
現代の中国棋士のみなさん「日本式ルールは我々の昔のルールだ」とおっしゃっるそうです。
では...昔のルール日本式から現行の中国式ルールにいつ変わったのか?と、思いますよね。
残念ながら、これはわからずじまい。
また、囲碁は中国で生まれ約4千年の歴史があると言われています。
でも、科学根拠があるわけでもないんですって!!実際は二千年ではないかとおっしゃる学者さんもいらして...調べれば調べるほどわからなくなってきました。(笑)
普段何気なく使っている言葉・・囲碁用語なのをご存知ですか。
傍目八目、布石、次の一手、けじめ、結局、一目を置く、八百長、上手下手、定石、大局観...。
昨年の流行語大賞「ダメよ~ダメダメ」の駄目もそうですね。
他に玄人と素人。現代では囲碁を対局するときに上手が白石を持ち、下手が黒なのですが、昔はその逆で上手が黒石、下手が白石を持っていました。素人は白人と言い、玄人は素人の対義語として生まれ白人の対となる黒人が語源だそうです。で、囲碁界では強い人か黒。黒の人→くろうと。弱い人が白、白の人→しろうと。に変換されたと思っている方が多いです。私もそのように聞いていたしそう思い込んでいたのですが調べてみると他の説もあるんですね~。
素人は「白人」といいますから平安時代のただ白塗りだけで芸のない遊芸人を指していて
その後、ありのままという意味の素人の字を当てはめたそうです。
どちらが正しいのでしょうか。
気になってしまい(笑い)さらに調べてみると、江戸時代の打ち碁の記録では
上手が黒から白を持つように変化しているのが判明。
このような変化が起きたのは鎌倉時代であり、武士社会となり貴族社会に対する反発があり
中国文化に対する(囲碁は中国から日本へ渡ってきたと言われています)崇拝が薄くなったことと
他方で色に対する感覚、価値観が変化して、白黒の色に対する感覚も
「白は善いもの、清らかなもの、または上位のもの」「黒は悪いもの、汚れたもの、または下位なもの」
と変化した結果から囲碁にも影響があったのではないかと。さらに調べてみると、囲碁の日本独自の文化としての形式は室町時代に出来上がったものだそうで、驚いたことに現代の碁会所はこの室町時代にはできていたそうです。ただ、現代のように対局する場所としての碁会所ではなく、三味線や謡などのお稽古事として庶民が習いに行く場所だったようですが。
さて、問題です!
中国から囲碁は日本に渡ってきたのだから当然中国ルールのはずなのに、日本では一貫として日本ルールで行われているのはなぜなのでしょうか?
注:中国ルールと日本ルールでは終局した後の数え方(勝敗のつけかた)が異なります。
中国ルール:石の生存権の争い。双方のアゲ石、盤上の死石は生存権とは関係なく計算過程では除外され
る。
日本ルール:領土の(地)囲い合い。双方のアゲ石、盤上の死石関係あり、囲んだ領土に埋め合い。
領土の合計の和で計算をし領土の数の多い方が勝ち。
ふがいないミスの連発で勝ち碁を勝ちきれないと(毎回の事ですが)
囲碁の大会にはもう参加するのはやめよう。。と、思う。
昨日のベスト8の一戦でも勝ちきれず・・・終えた後からの二戦は先ほど間違えたミスと
打たなかった後悔の場面を反芻しながらの対局となり・・(みんな同じなんだろうな~)
簡単な詰碁を間違えるわ、恥ずかしい内容になってしまった。
帰宅をし、家事も済ませ恒例となっている我が家での検討を夫にお願いをした。
ところが布石の38手目で大ゲンカ!!
自分が迷ってわからなくなった場面や聞きたかったことや、何しろ形勢が良くなってからの
ミスを聞けずに終わってしまい.....
人は良い先生が自宅にいらしてうらやましい~と言うけれど.....
二度と夫に頼るのはやめよう!聞くことはやめよう!と、誓い.....
負けた疲れが倍増となったのは言うまでもない。
囲碁は相手の着手を想像しながら(読みと言います・数手先を読む。など)打つというのに
夫は怒らせていることを、ことも、気がつかないだなんて。。。不思議だにゃ~?
囲碁が嫌になり囲碁ファン一人いなくならないよう・・私も気をつけなきゃ(笑)
もうすぐ毎年のように参加している全国大会があります。
本番で負けたとき、プロ棋士である夫に幾度も報告してきたけれど
「何で負けるんだ‼ 悔しくないのか!」
とよく言われ。。
「また時間が足りなくなったんじゃないか。なぜ早く打たないんだ‼」
とも、言われ。。
帰ってからの検討終えて、負けを受け止め、な〜んにも言わない私。
とは、対象的に、寝るまでずーっと、悔しい気持ちを口に出す夫。
時々思うのです。
私も夫に同じような台詞を言ってみたい。。と。
【ごめんにゃ】
ご夫婦でよく打たれるのですか?
と、聞かれる事が多い。
答えはNOだ。
大会に参加した後、対局の検討はよくしてもらう。
けれども夫との対局は夫婦円満の為にも避けたほうが良いと思っている。
アマチュアにLessonするように優しく検討し、私を育ててもらいたいのが本音。
だけども、ダメだめばかりか、容赦ない言葉に (人はこれを愛情と言うけれど笑) 、自信を失い、碁がすっかりわからなくなってしまったことも。
わかろうとするのが間違いだとは気がついている。
だけどね、子どもの時のような情熱は年齢を重ねる度に薄れてきていて、叱られるのはキツイキツ~イ(笑)
囲碁は答えのないゲーム。
間違った自信も大事な感情だと思うので、もっと優しく教えてくれないかニャーと思うのです。
こんな事を書いてますが、私のドレッサーの上には見慣れない碁の本が幾つも重なっている。
陰ながら応援してくれている姿に、ホッとしつつ、これが彼流の優しさ?かと、厳しい指導も許してあげるのですにゃー。
介護施設の囲碁教室に週一でお邪魔するようになって5年が経ちました。
ご高齢者と高次機能障害、認知症、アルツハイマーを患っている方々とご一緒させていただいてます。指導というよりは一緒に楽しむをコンセプトにしています。
昔遊んだ記憶が蘇ってくるからでしょうか?認知症の方は途中から五目並べ、オセロとよく間違えてしまうようです。
こちらの特別な囲碁教室の最高齢者は、90歳から習い始め、今年93歳のUさん。週に一回のこの時間を毎回楽しみにしてくださっているとか。
嬉しいな〜
合宿は目的地に着くまでが一苦労。
待ち合わせ場所がわからない。。。
勝手に別行動…
改札口でSuica引っかかり出れないわ、
はぐれるわ、
先生、間に合わないかも?との電話もあるし、
そんな時に…私は鷹揚に構えてはいるつもり。
「ロマンスカーに乗れなければ次に乗っていらっしゃい」と。
でも、でも…引率のK先生がサポートそっちのけだと、ついイライラしてきて夫婦バトルの原因となる(笑)
この不穏な空気を、子どもたちは微妙に感じとっているんですよね~。
嬉しいことに、いつも先生を助けてくれています‼
8年前になるだろうか。
引率をしていた時に子ども数人が私を見失い、受付で、ばんばん先生はどこですか?と聞いた。
これはワザと聞いたらしい(笑)
そしたらすぐに通じて彼達は大喜び‼
しばらく教室で「ばんばん先生」が流行りましたね^ ^
彼達は…元気かな〜
囲碁のセンス高く学業も優秀でしたね。
会いたいな〜
日本の囲碁人口は2013年レジャー白書によると約280万人。0-14歳。80歳以上は人口に加味されていないから実際はもっと多そうです。
世界中で囲碁を打つ人は推定で約4000万人。世界の人口は約72億人。と、いうことは180人に一人が囲碁を打っている事であります。
これって、すごくないかしら‼
囲碁の石はまるでピアノの鍵盤のような黒と白。時にクラッシックのように打ち、時にポップスのように打つことも。あっ、荒れているときはヘビメタです(笑)
先生のことを、
「耐えられない程怖い」
と語ってくれた小学1年生のC君。
それも……顔がですって(大爆笑)!
そういいながら、お教室通い続けている男の子です。
華道茶道と同じ位置づけで棋道ともいいます。
ですから、ガムをくちゃくちゃ噛みながら対局してたらおかしいですね。
他には欄柯、手談ともいいます。
これ、結構知られていないですね。
日本では、ボードゲームとして思っている方もいらっしゃるのでは?
お隣の韓国、中国では囲碁はスポーツと見られています。
日本でもスポーツと見直されつつありますが、やはり徳川幕府のころからの伝統と文化としての位置づけは大事にしていただきたい。と、思うのです。
出会いは彼が小学四年の時。あれから13年も経ちました。
母の日にハンカチくれましたね。
オーストラリア旅行の可愛いお土産、大事に飾っています。
先生の帰りをずーっと待っていてくれましたね。
「俺、ボディーガードだから」と、井の頭公園駅まで一緒によく帰ったね。
それに……よく叱られましたね(笑)
これから、彼との思い出、子どもたちのエピソード綴ります。
しん君、頼りにしてるよ‼
囲碁をしてみたい! と思い立ったら吉日。
近くの囲碁教室に出向いてみませんか?
昨日は嬉しい日でした!
8年ぶりに会いに来てくれたI君、高校生になってました。
将来は地道に公務員になりたいそう。頑張って~!
今日は猫の日、
ニャンニャンにゃん。
久保先生のお誕生日だにゃあ~
親子で囲碁を習ってみませんか?
実は、ご家族の方も参加大歓迎です!!
お子様と一緒にスタートすれば、家でも練習できますね。
大人の教室とは別に、子供料金と同じ値段なのでお得ですよ。
吉祥寺子ども囲碁教室の先生たち、実は大の猫好き。
生徒さんのにゃんちゃんも囲碁に挑戦! こんなお写真に癒されます。
対局中の思考はフル回転。
脳が鍛えられるだけでなく集中力がつきます。
挨拶、礼儀といったマナーや、何よりも自分で考えて行動するといった「生きる力」がつきます。
吉祥寺の碁会所「囲碁サロン秀哉(しゅうさい)」さんで、吉祥寺子ども囲碁教室がオープンしました。
顧問は久保秀夫、講師は馬場智弓です。
どうぞよろしくお願いいたします。
* ここには猫ちゃん住んでません。